現場の声を聴かずに,日弁連執行部が,「自然災害債務整理ガイドライン新型コロナウイルス特則適用開始から1年を迎えての会長談話」を発出したことにも象徴されるように、日弁連執行部が現場と乖離している問題や、いわゆる「総次長の壁」問題で委員会の活動を日弁連が阻害している問題、そうした問題の根本には日弁連執行部が会員の声を聴かずに,また情報を開示せずに非民主的に会務を運営している問題があること、委員会の意見書の内容のみならず単位会の意見照会についても日弁連(次長など)が障がいになっていること、弁護士過剰問題と一方で地方に弁護士が来なくなるのではないかという問題意識、後者については弁護士を増やせば解決する問題ではなく別途手当が必要ではないかという議論、新潟会の委員会事情、法テラス事件の報酬が安すぎる問題、業際非弁対策の強化の必要性、日弁連の制度疲労とその変革の必要性、総会のオンライン化の必要性、弁護士会のダイバーシティ&インクルージョンなどについて,たいへん有意義な意見交換ができました。
新潟会のみなさま、ご準備いただいた新潟会の会員の方々、本当にありがとうございました!