変えよう!会の新しい政策、ぜひご覧ください。
<ともに日弁連を変えよう!市民のための司法をつくる会>

及川代表と会員との意見交換会@福岡県弁護士会

2023年9月15日、変えよう!会代表の及川智志弁護士が、福岡県弁護士会にうかがい、日弁連の政策等について意見交換をさせていただきました。

 たくさんの方々にお目にかかり、意見交換会では弁護士人口や弁護士偏在、法テラスの問題などについて議論させていただきました。

 変えよう!会の政策についてご説明するともに意見交換を行い、概要、下記のようなご意見を頂戴しました。

 福岡会のみなさま、お忙しい中、多数の方にご参加いただき、有意義な意見交換をさせていただきありがとうございました。

・若手にアピールする政策を掲げてほしい。
例えば、若手弁護士においては民事法律扶助に対する不満が大きい。
価格決定権を弁護士が持つようにすべき。

・司法試験合格者数を年間1000人にしても、弁護士数は当面大幅に増えていく。
以前は、プロボノ的仕事も引き受けられたが一般の街弁は、しんどい事件(法テラス案件)や公益活動を押し付けられて安く使われている現状ではないか。
 合格者数を増やすのであれば、新たな業務開拓や報酬をとれる部分を提示すべきだが、現在の日弁連にはそれがない。

・LACは、日弁連と保険会社が協議して報酬基準等を決めている。
 ところが、ラックの協議事項は書面でもらえない。弁護士は、口コミでラック基準を知ることになるが、その内容が不確かな可能性もあるので、協議事項に合致しているかどうかもわからない。

・法テラスでは医療過誤訴訟の私的鑑定の費用が出ない。コピー代だけで20万円くらいかかってもその費用は出ない。医療訴訟の場合、私的鑑定がないと裁判所は相手にしてくれないので、事実上、法テラス利用では医療訴訟ができなくなっているのが現状。

・法テラスは、人件費や販管費に費用をかけすぎている。

・司法試験合格者数を増やすときに裁判官や検察官を増やすということになっていたはずなのに今裁判官も検察官もかえって減らされていても、日弁連は何も言っていないのではないか。
そもそも副検事の仕事をすべて正検事がやるべき。

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