変えよう!会の新しい政策、ぜひご覧ください。
<ともに日弁連を変えよう!市民のための司法をつくる会>

森山文昭  31期 愛知県 愛知大学法科大学院教授

今の日弁連執行部の最大の問題点は、会員と向き合っていないところにあると思います。そのため、外に向かって言うべきことが言えないという問題がいくつも現れています。

弁護士人口を野放図に増やす計画が上から押しつけられようとしたとき、当時の執行部は「需給バランスを考えないと駄目だ」という、今では当たり前に思われていることが言えませんでした。現在でも、法テラスの低額報酬、煩雑な手続等に会員が疲弊しているとき、法テラスに対してきっぱりした態度を取ることができていません。

このような状況を打破して、日弁連を会員の手に取り戻すためには、東京と大阪のたらい回し人事による派閥支配を終焉に導かなければなりません。それができるのは、及川さんをおいて外にないと、私は思っています。

及川さんは、社会人として苦労を積んだ末に弁護士になり、一貫して弱者の権利救済のために奮闘してこられました。及川さんの依頼者には精神に障がいを抱えた人が大勢おられて、相当な割合を占めていると聞きました。それは、並大抵のことでできることはありません。

及川さんは、千葉県弁護士会会長・日弁連理事を務められたとき、言うべきことをズバズバ発言して、議論をリードされました。そして、「変えよう!会」の代表として、ものすごいエネルギーと行動力を発揮しておられることは、多くの人の知るところとなっています。

この及川さんなら、会員と真剣に向き合い、会員の要求を汲み尽くし、外に向かっても言うべきことをズバリと言ってくれるだろうと、私は確信しています。このような人でないと、厳しい情勢のもとで外圧を跳ね返していくことは難しいし、日弁連の人権擁護活動を持続的に発展させていくこともできないだろうと思います。

日弁連を建て直すため、及川さんに期待します。

印刷用ページ

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

シェアをお願いいたします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
このページの内容