声明・申入

「法曹人口検証本部」の人選と運営について (要請)

2020年8月13日

日弁連理事各位

ともに日弁連を変えよう!市民のための司法をつくる会
(変えよう!会)
代表 及川 智志(千葉県弁護士会)
連絡先:国府泰道(大阪弁護士会)
TEL 06-6311-9182 FAX 06-6311-9280

   「法曹人口検証本部」の人選と運営について (要請)

第1 要請の趣旨

8月理事会において,日弁連執行部に対し,
1 「法曹人口検証本部」の人選については,各単位会の意向を尊重するよう求めてください。
2 「法曹人口検証本部」の運営については,会議の傍聴を認めるとともに,議事録を作成の上,議
事録を会員に公表するよう求めてください。

第2 要請の理由

荒執行部は,7月理事会において,司法試験年間合格者数の1500人からの更なる減員の必要性についての検証作業を行うために,「法曹人口検証本部」を設置することを表明しました。いま,同本部の委員の人選が注目されています(8月20,21日の理事会で発表されるものと思われます)。

法曹人口問題に積極的に取り組んできた単位会は,日弁連執行部に対し,単位会の意向を尊重して同本部の委員に選任するように求めています。長野会と千葉会は日弁連に対し,意見書を提出するとともに,特定の会員を委員に選任するように求めています。

荒会長は,先の会長選挙において,「各単位会から推薦される委員を含めた組織において会内の広範な意見
が反映されるよう上記の検証作業を行います」と明言した上で,当選されました。

ところが,7月の理事会では,担当副会長が,「法曹人口について積極的に意見をいただいている会からは必
ず(同本部の委員に)入っていただき,その他の会からも幅広い意見を反映するよう」に人選するとしつつ,い
わゆる「一本釣り」で同本部の委員を選任する旨の説明を行いました。この説明は「各単位会から推薦される委
員を含めた組織」という荒会長の公約に反します。

「法曹人口検証本部」が全国の単位会を軽視せず「幅広い意見を反映する」組織となるためには,荒会長の公約のとおり「各単位会から推薦される委員を含めた組織」とすることが必要不可欠です。

また,法曹養成制度改革実現本部の事務局会議は,非公開とされ,傍聴を認めず,議事録も非公開とされてきましたが,弁護士の将来を左右する法曹人口問題について重要な役割を担う「法曹人口検証本部」の議論は,公開の場でなされるべきであり,議事録を作成して会員に公表するべきです。

そこで,当会は,理事の皆様に対し,上記要請の趣旨のとおり要請する次第です。
よろしくお願いいたします。

以上