全国行脚日誌

2019年11月7日正午から 広島の法律事務所にて

今日は広島で意見交換会。20年来の同志を中心にお集まりいただきました。お昼ご飯をいただきながら、侃々諤々の議論をしました。その全てをご報告するのは差し支えもありそうなので、いただいたご意見のごくごく一部を以下のとおりご報告します。

・人権擁護というが、それが何なのか突き詰めておく必要がある。自分は目の前の依頼者を助けるために、ずっと頑張ってきた。それを人権擁護というつもりはない。

・離婚でも、借金問題でも、貸金の回収でも、それらの問題を解決するという弁護士の日常業務はすべからく人権擁護活動ではないのか。

・弁護士が食えないという主張、司法試験合格者を減らせという主張は、弁護士会のエゴだと世間から批判されるのではないか。弁護士が人権擁護のためにやっていると主張しても、世間の人からすれば、それは金儲けだろう、ということになる。このへんをどう説得していくかは、とても難しい。

・医者が食えないと言うと世間は理解してくれるが、弁護士が食えないと言っても世間は理解してくれない。困難ではあるが、弁護士が社会の中で果たしている役割を社会に訴えていくなどしていく必要がある。

・弁護士の仕事には二面性がある。人権擁護と社会正義の実現を使命とするという公共的で公益的な側面と、自分で稼いで生きていくという生活者であり事業者であるという側面。このふたつのバランスをとる必要があるのではないか。

・日弁連会長選挙に立候補するために300万円が没収されるなど、驚きであり、そんな悪習は直ちに無くしたほうが良い。選挙運動ももっと自由にしないと、金と人をたくさん使える候補しか会長になれなくなる。

・日弁連の意思決定を民主的にするべき。たとえば、総会では、白紙委任状の禁止、書面やインターネットを通じた議決権の行使なども検討すべきでは。