全国行脚日誌

2019年10月30日 午後1時から 岐阜県弁護士会「岐弁ホール」

織田信長の黄金像が輝く岐阜駅前から車で約5分、岐阜地方裁判所近く、岐阜県弁護士会の大ホール(100人くらいは入れそう。)で意見交換会です。支部からもお集まりいただきました。ありがとうございます。いただいた意見の概要は以下のとおりです。

・裁判所のなかで自由な判決を書けるようにしたいと裁判官が言っていたことがある。その後、司法改革が進んだが、裁判官が自由に判決を書けるようにはなっていない。裁判所が国や権力や大企業のほうを向いてしまっている。

・市民の市民による市民のための改革と思っていた司法改革が実は全然違う方向に進んでしまった。途中で止めようとしても止められなかった。それで間違った方向に来てしまい、その責任の一端を感じている。だからこそ、変えなければならないと訴えかけている。

・弁護士が過当競争になり、弁護士の尊厳が失われている。

・文部科学省に法曹養成を任せたのは間違いだった。法科大学院は廃止しなければならないと思っている。

・弁護士会内に生じた溝を感じている。たとえば、委員会活動にしても、業務拡大など実際の自分仕事に結びつく委員会には若手を含めて委員が集まるが、人権擁護委員会とか弁護士会の内部的な委員会など仕事に結びつかない委員会にはほとんど誰も来ない。

・弁護士激増により弁護士の経済的基盤が破壊され、志ある優秀な弁護士でも、経済的理由で弁護士を止めざるを得ないというケースが増えている。また、近年は、業務の負担から精神を病んでしまう弁護士も多い。弁護士人口の増加政策が間違っていることは明らかであり、速やかに弁護士増加を止める必要がある。