全国行脚日誌

2019年10月1日午後6時から「及川 VS 若手弁護士 ―タブー無しの意見交換会-」

「及川 VS 若手弁護士 ―タブー無しの意見交換会-」が千葉県弁護士会館で開催されました。60期代のみなさまから忌憚のないご意見をいただきました!心に響きました。政策の参考にさせていただきます!ご意見の概要は以下のとおりです。

・谷間世代。将来の不安より現在の不安。新人弁護士が最初に入った事務所に定着しない。就職しても1年や1年半でいなくなってしまう。70、71期でとくに感じている。雇うほうの問題を解決する必要がある。ブラック事務所の規制などについてガイドラインをつくるなど対応するべき時期に来ていると思う。

・ブラック事務所の問題については「若手カンファレンス」で重ねて指摘しているのに「ひまわり求人サイト」も変わっていない。そもそも、日弁連執行部などが聞き置くだけで、現場に情報すら行っていないのでは。そういうガス抜きではなく、若手の意見集約機関を作ってほしい。現に病んでいる方でも意見を出せるような機関を。

・千葉会の現執行部は若手との懇談会を開催しているが、総会出席人数×3000円しか懇親会費を出さない。病気や育児などいろいろな事情があって総会にいけない人に配慮がない。そういうくだらないことをやって、若手の苦悩を理解していない。

・人権擁護大会を毎年やる必要があるのかと思う。時代錯誤。それより会費を安くしてほしい。若手カンファレンスについても同じ。

・どうやって法曹人口問題を変えるのか。正直、できるのだろうかと思ってしまう。具体的な方法を示してほしい(これに対しては、これまでの法改正運動で確立した方法論と具体策をお話しさせていただきました)。

・地方には法科大学院がないので、法曹になるために都会に出てくる。その後、地方に戻るかというと、すでに生活基盤や繋がりができている都会を選んでしまう。地方に戻ってどうなるか不安で、地方は選択しない。そういう事情もあって、若手の就職は都会に集中し、地方には行かないということになっているのだと思う。

・法テラス見直しはどうするのか。たとえば自動車を売る場合、貧困者だからといって安く売るわけがない。どうして弁護士だけ貧困者に対しては安価に商品を売らなければならないのか。法テラスはぶっつぶすべきだと思う。

・弁護士の職業に対する信用を支えているのは、会務や委員会や弁護団の活動をやっている弁護士たち。自分は辛くても頑張っているが、フリーライドしている弁護士がいて、犠牲になっていく弁護士がいる。そういう不公平をどのように改善していくのか。

・弁護士保険とか、スクールローヤーとか、業務拡大と言うが、負担ばかり重くて報酬は安く、手続も面倒で、良いことはない。

・刑事弁護では行き過ぎた自己犠牲を求められている。国選刑事弁護の担い手が将来どれだけ残るのか疑問。

*厳しい質疑の後は、懇親会で和みました。ご参加のみなさま、ありがとうございます!