全国行脚日誌

2019年9月5日 宇都宮

夕食をご一緒しながら、栃木県弁護士会のみなさまと意見交換会です。最初から参加者のみなさまにご意見とご質問をいただく方式でした。

議論はとても活発で、質疑のなかで重要政策のご説明もさせていただくことができました。栃木会のみなさま、ありがとうございました!いただいたご意見を私なりにまとめると、以下の感じです。

・法テラスは努力に見合った報酬を支払うべき。

・法テラスの報酬は安すぎる。これでどうやって事務所を維持していけるというのか。目の前の困っている人を助けたいという弁護士の良心を国がうまく利用している、ひどい制度ではないか。これでは若手弁護士はどんどん困窮していってしまう。

・法テラスの報酬増額も重要だが、償還免除の拡大を。

・裁判所に民意を反映させるため、弁護士任官などをさらに促進するべき。

・若い人は綺麗事ではついていかない。日弁連の金の使い方を見直すべき。

・62期、日弁連については、正直無関心だったが、変えると言われれば期待する。良い方向に変えてほしい。

・61期、弁護士が自由と正義のために暮らしていける素晴らしい仕事であるということに同感。

・23期、地方会から会長が出れば日弁連は変わる。

・60期、弁護士は60期以降は収入面では夢の見られない仕事になってしまった。

・63期、弁護士会が主張したからといって司法試験年間合格者が1000人以下になるのか。むしろ会費の問題など会内だけでできることに取り組むべきではないか。

・66期、谷間問題は言ってもしょうがないという気持ちもあるが、1000万円を超える借金をかかえている方もいらっしゃるし、世代間の断裂が生じているのではないか。会務とか弁護士自治とかは後回しになってしまう。日弁連の求心力が低下している。ブラック事務所問題も深刻で、早急な対応が必要。

・若手としてはなんでこんな業界に足を踏み入れてしまったのか、ほかの業界であればもっと待遇が良かったのではないかと思うことがある。

・情報公開を日弁連でも徹底してほしい。

・政治をどう動かしていくのか、とくに民主党政権以降に強権的姿勢を強めている政府とどう対決していくのか、具体策はあるのか。

・日弁連を変えるには、事務次長や嘱託などにどう動いてもらうか、そういう対応も重要になる。

・頑張って、日弁連に風穴を開けてほしい。

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なごやかに懇談しつつ、鋭く厳しい質問が矢継ぎ早に続きました。しかし、ご質問とご意見の全てに本気で弁護士と弁護士会の未来を考えていらっしゃることがうかがえて、共感し、シンクロし、感激しました。

栃木会のみなさま、ご準備いただいた伊澤さん(私は失礼ながら「盟友」と思っています!)、近藤さん(日弁連理事同期です!)、ほんとうにありがとうございました!